ファミリーカーとしてSUVに乗るという選択

ファミリーカーに求めること

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軽自動車やスポーツカーを除く国産車の乗車定員は5名なので、5人家族のファミリーカーにどの車種を選択しても大丈夫ですが、窮屈な思いがないようにしたいです。
5人家族でゆったり乗れるようにするなら、3列シートを備えた装備車が必要です。
子どもの送り迎えや買い物、通勤など毎日の足として使用するだけでなく、休日には家族で遠出し、レジャーに使用する人も多いと思います。

キャンプや海水浴、山登りなど家族でアウトドアを楽しむのであれば、オフロード走行に対応した4WDが最適です。
毎日の足としてクルマを使用する人にとっては、燃費が良いことは重要なポイントです。

燃費だけでなく、税金や保険を抑えたい人も多く、ファミリーカーには経済的な視点が不可欠です。
利便性もチェック項目で、乗り降りのしやすさ、荷物の積み込みやすさ、チャイルドシートの使いやすさなどが求められます。

ファミリーカーを選ぶポイント

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車内の広さ、床の高さ

車内はなるべく広い方が遠出するドライブでもストレスを感じずに楽しめます。
家族の人数や子どもの成長を考え、車内スペースに余裕がある車を選びたいところです。
床の高さは、小さい子どもやお年寄り、妊娠予定のある方には低く設計された車が良いでしょう。

燃費の良さ

休日の遠出だけでなく、日常の生活の足として普段使いするなら車の燃費は大変気になります。
車の大きさ、タイプにより燃費の目安は変わりますが、JC08モードで20km/L前後を目安にすると良いです。

自動車のカタログに掲載されている燃費の値で、より実燃費(実際の燃費)に近づけるよう、評価基準を設けた燃費を示す評価軸をJC08モードと言います。
ほとんどの場合、実燃費はJC08モード燃費の表示(カタログ表示の値)より低くなります。

安全性が高い

家族を事故などの危険から守るため、ファミリーカーには先進的な安全運転支援システム搭載の車種をお勧めします。
周囲の状況に合わせてブレーキを自動的にかけるエマージェンシーブレーキ、前方の車との車間距離を保ち、自動的に運転するクルーズコントロールなど安全機能が付いていると安心です。

荷室の広さ

家族で遠出したり、買い物にでかけたりすると、多くの荷物を載せるスペースが必要になります。
旅行やキャンプ、遊園地にお弁当を持って出かけるときなど、ファミリーカーは広い荷室スペースがあった方が便利です。

利便性が良い

両側電動ワンタッチスライドドアなど乗り降りしやすいシステムは、荷物が多くて1人でドアが閉められないときや、子どもが自分でドアを開閉するときにも便利です。

セダンやミニバンとは違うSUVの魅力

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出典:allabout

多種多様になったクルマの中でファミリーカーとして支持されるのは、ミニバン、プチバン、SUV、軽自動車です。
セダンは静かな走り、快適な乗り心地が魅力ですが、ファミリーカーとしてはやはり車内にゆったりした広さがある方が好まれるようです。
ミニバンはその点、3列シートで7人乗りのトップクラスの室内スペースや電動スライドドア、燃費の良さもあり、まさにファミリーカーという感じです。

SUVは一見ファミリーカーとは見えず、インテリアデザインや外装がミニバンより乗用車のような雰囲気で、スタイリングが魅力的です。
室内スペースが広く、車高が高いので家族でアウトドアに出かけた際、オフロード走行も問題ありません。

SUVの良さはTPOを問わず、街乗り、アウトドアなどオールマイティに使用できる万能性で、ミニバンより高級感があり、車内のプレミアム感があります。
車種によっては23.2km/L、25.0km/Lと低燃費のSUVもありますので、ファミリーカーとしても有用です。